乳がんのタイプによっても
治療成績は変わってきます。
HER2陽性乳癌の
脳転移に対するASCOの
ガイドラインによると、
良好な生命予後が期待できる。
脳転移巣が2-4個と
限定されている患者に対しては、
外科的切除の可能性や
症状に応じて
腫瘍径が3-4cm以下であれば
外科的切除および
術後放射線照射の併用が
推奨される。
3-4cm以上であれば
症候性病変の切除、
および術後放射線照射、
小病変への
定位放射線照射
± 全脳照射
が推奨される。
乳がんのタイプにより、
そして
腫瘍の数と大きさで
治療方針はそれぞれ
存在します。
全身の状態が安定していて
脳転移以外に
命を左右する病態が
存在しなければ
積極的な脳転移への治療が
行われます。
しかし
全身への転移もあり
体力も低下していては
手術や放射線治療に
耐えられません。
全身の体調管理、
脳以外の転移巣の制御、
そして
脳転移に対する治療を
すべておこなっていかなければ
ならないのです。
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(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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