乳癌検診応援ブログ
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HER2陽性乳がんの脳転移

2016年05月26日
763 ビューPV

乳がんのタイプによっても

治療成績は変わってきます。

 

HER2陽性乳癌の

脳転移に対するASCOの

ガイドラインによると、

良好な生命予後が期待できる。

 

脳転移巣が2-4個と

限定されている患者に対しては、

外科的切除の可能性や

症状に応じて

腫瘍径が3-4cm以下であれば

外科的切除および

術後放射線照射の併用が

推奨される。

 

3-4cm以上であれば

症候性病変の切除、

および術後放射線照射、

小病変への

定位放射線照射

± 全脳照射

が推奨される。

 

乳がんのタイプにより、

そして

腫瘍の数と大きさで

治療方針はそれぞれ

存在します。

 

全身の状態が安定していて

脳転移以外に

命を左右する病態が

存在しなければ

積極的な脳転移への治療が

行われます。

 

しかし

全身への転移もあり

体力も低下していては

手術や放射線治療に

耐えられません。

 

全身の体調管理、

脳以外の転移巣の制御、

そして

脳転移に対する治療を

すべておこなっていかなければ

ならないのです。

 

 

【関連記事】

乳がん脳転移の手術

乳がん脳転移の基本方針

乳がん脳転移の成績

乳がん脳転移の生存期間

脳転移の症状

脳よりも全身状態

HER2陽性乳がんの脳転移

脳転移に対するチーム医療

たくさんの脳転移がある場合

 

(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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