乳癌検診応援ブログ
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乳がんの転移パターン

2016年06月01日
983 ビューPV

乳がんの転移には

パターンがあります。

 

乳癌の遠隔転移臓器は主に、

肺、骨、肝などであるが

いずれも転移を認めたとき

単発性で単一臓器で

あることは少なく、

多発性で多臓器に病変が

及ぶことが

圧倒的に多い。

 

従って

局所治療(手術、放射線療法)のみで

治癒させることは

極めて困難である。

 

一方で

薬物治療の進歩はめざましく

新規化学療法剤や

分子標的治療薬の登場により

再発症例の生存期間は

少しずつ延長していることから、

肺、骨、肝転移巣に対する

外科的治療の役割は

ほとんどなくなってきているのが

現状である。

 

乳がんの

転移は

同時多発的に

見つかる傾向に

あります。

 

定期的に受けた検査。

 

どきどきして

結果を聞きにいく外来。

 

そこである日突然に

たくさんの転移が

見つかったとの報告。

 

「今まできちんと

お薬も飲んで

定期的に通っていたのに。」

 

そんな悔しい思いをされる

患者様もたくさん

いらっしゃいます。

 

でもそれが

乳がんのパターン。

 

そのパターンに

飲み込まれることなく

次の治療方法を

きちんと見つけて

いきましょう。

 

心で負けては

いけませんからね(*^_^*)

 

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(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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