なかなか深い研究結果です。
センチネルリンパ節陰性にて
腋窩温存した場合の
腋窩リンパ節再発は
約0.3-1.6%であり
SNBの偽陰性率より
かなり少ない。
SNBとは
sentinel node biopsy
日本語で
センチネルリンパ節生検
です。
腋の下の
見張りリンパ節と呼ばれる
センチネルリンパ節。
手術中に
いきなり全ての
腋の下のリンパ節を
取り除くのではなく
見張りリンパ節のみを
摘出し
転移がなければ
リンパ節切除はしない。
それが
センチネルリンパ節生検。
でも
ごくわずかの割合で、
本当は転移があるのに
センチネルリンパ節生検では
「大丈夫」と判断される。
それが、偽陰性。
今回のデータでは
偽陰性、
すなわち
腋窩リンパ節転移があるのに、
「大丈夫」との検査結果がでて
何もしないとしても
その全員が再発するわけではないと
いうことを
表しています。
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(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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