「それでも手術をする理由」が
大切なのです。
現在、
ステージ4乳癌に対する
原発巣切除の有効性を
検証する
ランダム化比較試験が
いくつか開始されている。
日本においても
JCOG1017が進行中で有り
その結果が待たれる。
現時点のデータからは
ステージ4乳癌に対する
原発巣切除を行う場合は、
転移巣の広がりの程度を考慮し、
術後の生活において
切除による
局所制御のベネフィットが
十分に得られるような患者を
選択することが
重要である。
病気が全身に
広がっていたとしても
手術をする理由が明確であれば
患者様と主治医の十分な
説明と理解のもと
手術をおこなうことがあります。
もちろん
十分な説明と理解は
言葉では簡単ですが
実際に起こりうる危険性や
得られる利点をすべて
ご理解され、
納得していただくのには
時間がかかります。
医師や看護師や
医療相談科のスタッフは
医療面や看護面、
さらには経済面や
ご家族の背景にまで
想像を巡らしながら
患者様やご家族様に十分な
ご説明をおこなっていかなければ
なりません。
あとで
「こんなはずじゃなかった。」
という想いが
誰の心にも浮かばないように
「それでも手術をする理由」
を十分にあなたも
考えなければいけません(*^_^*)
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(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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