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抗がん剤治療と傷の治り

2016年07月05日
515 ビューPV

抗がん剤治療をおこなうと

傷の治りが悪くなる場合が

あるのです。

 

術前薬物療法は

術後経過の観点からは

創傷治癒の遅延や

易感染性の原因に

なり得ると

考えられるため、

術後治療の遷延にも

つながることが

懸念されてきた。

 

従って

乳房再建が付加

されることによって

有害事象は

一層増加する可能性があり、

その適用については

臨床的なコンセンサスが

得られていないのが

現状である。

 

乳がんが発見された場合

直ちに手術が出来るのか、

あるいは

しばらく順番を

待たなければならないのか。

 

乳房温存手術をおこない

術後放射線治療を

おこなうのか。

 

乳房切除術をおこなって

手術を終了とするのか。

 

乳房切除術に加えて

乳房再建術も

おこなうのか。

 

乳房再建は

切除と同時におこなうのか、

あるいは

2回に分けて

おこなうのか。

 

様々な

検討事項があります。

 

手術前に

抗がん剤治療をおこない

腫瘍を小さくしてから

手術をおこなうことが

今は広く

おこなわれています。

 

その際に

注意しなければいけないのは

抗がん剤治療の影響で

手術の傷の治りが

遅くなる可能性があると

いうことです。

 

その点について、

またお伝えしていきます。

 

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(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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