データは
安心につながります。
Warrenらは
一次再建を受けた
乳房切除症例163例の
術後観察期間19.2ヶ月における
合併症について、
術前薬物療法:A群 57例、
術後薬物療法:B群 41例、
薬物療法なし:C群 65例を
比較した。
創感染は
A群 23%、
B群 44%、
C群 25%であり、
術後薬物療法群が
有意に高かった。
再建材料関連の合併症は
インプラント抜去に
つながったものが
A群 26%、
B群 11%、
C群 20%
であり、
有意差を認めなかった。
緊急再手術は
A群 33%、
B群 32%、
C群 28%と
有意差を認めなかった。
自分の選んだ治療に
良いデータがあると
心から
安心できますよね。
抗がん剤治療を
受けたことによって
乳房再建に与える影響は
心配しなくて良いという
結果です。
もちろん
再建手術に
与える影響も心配ですが、
手術後の乳がん再発についても
油断してはいけません。
明日は
乳房再建と
乳がん再発についても
考えていきましょうね。
【関連記事】
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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