一方で
術前化学療法後の
乳房再建について
懐疑的な報告もある。
Mitchemらは
術前化学療法を受けた
ステージ2および3 乳癌
120例中、
一次再建を受けた
乳房切除34例を対象に
術前化学療法が
組織拡張器やインプラントの留置に
及ぼす影響を検討した。
26例が組織拡張器挿入、
4例がインプラント挿入、
4例が自家組織による
再建をおこなっていた。
同時再建後に
38%の症例で
組織拡張器やインプラントの抜去を
余儀なくされた。
Mitchemらは
2008年の報告において
術前化学療法後の
乳房再建に対して
疑問を投げかけています。
なんと
40%弱の患者様で
乳房再建がうまく
いっていないという
結論です。
海外の論文を
年代ごとに振り返り、
乳房再建がどのように
進化してきているのかを
知るのも
とても大切なことだと
考えます。
明日も
Mitcemらの報告の
続きをご紹介いたします。
【関連記事】
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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