乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

術前化学療法の抗がん剤

2015年10月25日
334PV

手術可能な浸潤性乳癌に対して

温存手術を目的とする以外でも

術後に化学療法が

必要と考えられる

患者に対しては

術前化学療法を

考慮しても良い。

推奨グレード C1


乳房温存を

目的としなくても

術後に化学療法が

必要な場合は

術前化学療法を

おこなうことで

明らかなデメリットはないと

考えられる。

術前化学療法は

術後におこなうべき

化学療法のレジメンを

術前におこなうという

原則に基づく。

サブタイプや進行度に応じて

AC

AC→タキサン

FEC→タキサン

等のレジメンが

用いられる。

以上のように

乳癌診療ガイドラインでは

解説されています。

抗がん剤治療を

術前におこなったほうが

良いのか、

術後におこなったほうが

良いのか、

悩まれる方が

いらっしゃいます。

研究結果からは

両者の

生存率は同等であり、

局所再発率の上昇は

術前化学療法でも

認められない、

という点を考慮し

主治医の先生と

一緒に

結論をだされるのが

良いと考えます。

明日は

「完全に病気が消える。」

という視点から

お話させて

いただきますね(*^_^*)

(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)

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