手術可能な浸潤性乳癌に対して
温存手術を目的とする以外でも
術後に化学療法が
必要と考えられる
患者に対しては
術前化学療法を
考慮しても良い。
推奨グレード C1
乳房温存を
目的としなくても
術後に化学療法が
必要な場合は
術前化学療法を
おこなうことで
明らかなデメリットはないと
考えられる。
術前化学療法は
術後におこなうべき
化学療法のレジメンを
術前におこなうという
原則に基づく。
サブタイプや進行度に応じて
AC
AC→タキサン
FEC→タキサン
等のレジメンが
用いられる。
以上のように
乳癌診療ガイドラインでは
解説されています。
抗がん剤治療を
術前におこなったほうが
良いのか、
術後におこなったほうが
良いのか、
悩まれる方が
いらっしゃいます。
研究結果からは
両者の
生存率は同等であり、
局所再発率の上昇は
術前化学療法でも
認められない、
という点を考慮し
主治医の先生と
一緒に
結論をだされるのが
良いと考えます。
明日は
「完全に病気が消える。」
という視点から
お話させて
いただきますね(*^_^*)
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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