今日も、
具体的な数字が
出てきます。
すべての癌腫の
脳転移に対する
手術療法と
放射線療法との間に
治療成績の差は
認められていないが、
乳癌の脳転移を対象とした
最近の報告では、
手術症例の
生存期間中央値は
17ヶ月、
放射線療法では
7ヶ月であった。
選別された症例に対して
外科的切除と
全脳照射を施行した報告では、
生存期間中央値は
16-37ヶ月であった。
生存期間中央値とは
対象となる患者様の数の
半分の方が
亡くなるまでの
期間を表します。
ですから
例えば
100人の患者様のうち
50人目の患者様が
亡くなった日が
調査開始日から何ヶ月目か、
という数字です。
残りの50人の方が
何十年も
生存している可能性も
もちろんございます。
ですから
あくまでも
一つの目安です。
具体的な数字が
出てきても
その背景までを
しっかりと
把握しておくことで
不安は
和らぐのです(*^_^*)
【関連記事】
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
メルマガにご登録されますと
私、高橋保正からの
応援メッセージを毎朝お届けします。
こちらからどうぞ↓↓
在宅ホスピス医のブログは
こちら
→ http://yasumasatakahashi.com
「末期がん」と言われてもあきらめないで
ご相談はこちらから(*^_^*)
→ https://blog.smile-again.net/soudan