乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

良性かDCISか

2017年01月17日
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ともさまよりご相談いただきました。

 

昨年マンモグラフィー検査を受けて、

郵便でいきなりCDロムと

紹介状がきてびっくりしました。

 

急いで近所の

乳腺外科の先生に

診て頂きました。

 

マンモグラフィー、エコー、触診をして、

エコー触診異常なしで、

マンモグラフィーで、

右胸の上部に

淡い不明瞭な石灰化の集簇が一箇所、

あと乳輪の近くに石灰化が一箇所

あったそうです。

 

DCISの疑いありとの事で

先生の提携する総病院で

マンモトーム生検を

受ける事になりました。

 

近くの婦人科の先生にも、

相談したところ、

そんなに心配いらないよ、

触診、エコーで

全く何もないからと

言われましたが、

DCISの疑いが

あると言われてるなら、

先の先生に従って

マンモトーム生検受けたらとの事でした。

 

先の先生に会うたび、

私は、自分ががんだと思い、

詳しく説明を聞いても、

あまり調べないで下さいと言われました。

 

DCISの疑いと良性の可能性は

半々のようです。

 

カテゴリー3~4だそうです。

 

乳輪の近くの石灰化がなければ、

要観察ですんだそうです。

 

一年はけないけど、

ゆっくり治療を進めても

大丈夫なものだから、

焦らないでくださいと

言われました。

 

しかし、やはり本人にすれば、

結果がでるまで長く、

万一、うまく採取できなければ、

広範囲で乳房を取る事もあるとの事を言われ、

かなり凹んでいます。

 

悩みながら、

先生のこの画面にいきつきました。

 

お忙しいなか

本当に申し訳ないです。

 

ご回答どうか

よろしくお願い申し上げます。

 

ともさま。

ご相談どうもありがとうございます。

 

良性かDCIS(超早期乳がん)の狭間で

悩まれて苦しまれている方は

たくさんいらっしゃいます。

 

DCISで発見されれば

適切な治療により

100%近くの確率で

完治できます。

 

一方で、

DCISの疑いのままで

一年も二年も放置すれば

治療が難しい乳がんへ

変化してしまうかも

しれません。

 

そのためにも

今回はしっかりと検査を受けて

大丈夫なことを

御確認くださいませ。

 

もちろん

採取した組織が小さくて

検査結果が十分にでない

可能性もあります。

 

でもその時はその時です。

まずは

まっすぐにお身体と向き合い

大丈夫なことを

御確認くださいね。

 

一方でもし

がんが見つかったとしても

がっかりせずに

しっかりと治療に

向かって行ってくださいね。

 

これからも応援しています(*^_^*)

 

 

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