なおさまよりご相談いただきました。
最近、突然左乳房の嚢胞が大きくなり、
検査を受けました。
エコーで腫瘍は見られず、
細胞診では
血液のようなものがとれました。
細胞診の結果は
『”atypical epithelial cells”でクラスⅢ。
赤血球・分泌物・多数の細胞球を背景に
上皮細胞・上皮細胞集塊が採取 。
アポクリン化生や小型の核小体を有す。
細胞集塊には2層性が不鮮明。』
10月3日にMRIの検査をします。
癌の可能性が大きいのでしょうか。
不安です。
高橋です。
ご相談どうもありがとうございます。
この結果だけでは、明確なことは
お答えは難しいですが
可能な範囲でお話をさせていただきます。
細胞診の結果の
「Atypical」
は、
「異型」という意味で
正常の細胞と形が異なる、
すなわち「がんの可能性がある」
という意味が含まれています。
大切なのは
MRI検査の結果も確認した上で、
疑わしい組織を針生検で採取して
もう一度病理組織検査で確認することです。
細胞診は液体成分を吸い出して
診断をする検査。
病理組織検査では
乳腺の組織の一部を切り取って
組織を直接顕微鏡で観察し
診断をつける検査です。
この検査で
悪性が疑われる場合には
局所麻酔、あるいは全身麻酔で
疑わしい部分をきれいに摘出してくる
外科生検が必要になります。
「心配しなくて大丈夫」
と断言できるまで
検査や治療は続くと思います。
ご不安なお気持ちは
とても良く分かります。
まずは
一歩ずつ検査を
進めて行ってくださいね。
応援しています(*^_^*)
メルマガにご登録されますと
私、高橋保正からの
応援メッセージを毎朝お届けします。
メディ通信は
こちらからどうぞ↓↓
在宅ホスピス医のブログは
こちら
→ http://yasumasatakahashi.com
「末期がん」と言われてもあきらめないで
ご相談はこちらから(*^_^*)
→ https://blog.smile-again.net/soudan