乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

3つの異常

2018年09月15日
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まりひろさくら様よりご相談です。

 

先日、職場の婦人科検診を受けました。

2年前にマンモグラフィーで

右石灰化(経過観察)で、

今回はマンモグラフィーで右石灰化、

触診異常なしでした。

ただし、今回は

マンモグラフィーの画像を見ながらの触診で、

精密検査が必要だが

うちでは対応できないので

結果が届いたら大学病院等大きな病院に行くように

言われておりました。

 

結果は、

当日指摘の石灰化(要精密検査)のほか、

局所的非対称性陰影(要精密検査)、

右構築の乱れ(要精密検査)

指摘されており、

結果として3つ所見があり…すべて要精密検査でした。

 

この3つが同時に指摘されることはあるのでしょうか?

 

高橋保正です。

ご相談どうもありがとうございます。

一度に3つの所見を指摘されると

ドキッとしますよね。

 

それぞれのカテゴリー分類は不明ですが

要精密検査ということは

カテゴリー3以上の所見ということです。

 

実際には

石灰化と局所的非対称性陰影と構築の乱れは

乳がんを疑う所見ではあります。

 

しかしマンモグラフィーのみで

診断をつけることはできません。

 

まずは超音波検査(エコー)で

しこりが見えるかどうかのチェックを

乳腺外科でおこなっていただいてくださいね。

 

エコーで腫瘍が見えれば

マンモトームがなくても

腫瘍の一部を採取してくる針生検という

精密検査ができます。

 

エコーで腫瘍が見えない場合には

マンモグラフィーをおこないながらの

針生検である

マンモトームがないと精密検査が

できません。

 

いずれにしても

今できることは

連休が終わったら、

エコー検査をしてくださる

乳腺外科のクリニックに

予約をとることです。

 

そして

必要であれば再度マンモグラフィーをおこない

エコー検査で腫瘍が見えるかどうかの

確認をおこなっていただきましょう。

 

その上で、

どのような形で針生検をおこなうかの

ご相談をなさってくださいね。

 

精密検査とは

乳がんではなく

良性であることを

確認するための検査です。

 

慌てずにしっかりと確実に

検査を受けていって

くださいね。

 

応援しています(*^_^*)

 

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