ホルモン治療における
内服治療と
注射の治療。
その役割について
お届けしています。
化学療法との比較で
卵巣機能抑制プラス
タモキシフェン併用療法が
引き合いに
出されています。
LH-RHアゴニスト
単独あるいは
タモキシフェンとの併用が
化学療法(主にCMF)
と同等の効果であると
報告されています。
ZIPPにおいては
タモキシフェン単独療法
に対する
タモキシフェンに
LH-RHアゴニストとの
併用療法の
優越性は示せなかった。
しかし
化学療法をおこなった
40歳以下の患者群に限ると
再発や死亡のリスクを
有意に改善する可能性が
示唆されている。
タモキシフェンと
LH-RHアゴニストの併用は
タモキシフェン単独と
比較すると
35-40歳以下や
化学療法後に
卵巣機能が回復した患者には
再発抑制効果を認める。
しかし
更年期症状、
性機能障害、
骨粗鬆症などの
有害事象が増加するため
適応を良く考えて
使用する。
内服と注射の
どちらがいいか、
ではなくて
上手に組み合わせて
最良の効果を得ることが
大切です。
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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