閉経後ホルモン感受性乳がんの
患者様に対して、
タモキシフェンから
アロマターゼ阻害薬に変更し
その後
何年間内服を
継続すべきか。
それは
多くの患者様の
悩みです。
タモキシフェンを
5年間投与後の
アロマターゼ阻害薬の
順次追加投与は
有効である。
アロマターゼ阻害薬の
追加投与期間については
3年間または5年間
となっている。
5年以上の投与
については
今後の臨床試験の結果が
待たれる。
現在
わが国において
アナストロゾール5年間
と
アナストロゾール10年間
を
比較する臨床試験、
N-SAS BCO5;AERAS
がおこなわれ
2012年末までに1700人の
登録が終了し
2017年まで研究が継続中である。
現在
アロマターゼ阻害薬を
内服している皆様が
次世代の治療を
担っているのです。
「私たちが
乳がん治療の
歴史を塗り替えていく。」
そんな
熱い想いで
治療を継続なさって
くださいね。
5年か、10年か。
結果がでるのは
まだ少し
先になりそうです。
今後も
論文発表の動向に
注目していきたいと
思います。
ホルモン治療に関する記事は
こちらです。
「タモキシフェン5年か10年か」
→ https://blog.smile-again.net/336
「なぜ卵巣の働きを抑えるの?」
→ https://blog.smile-again.net/337
「ホルモン治療の内服と注射について」
→ https://blog.smile-again.net/340
「抗がん剤で閉経」
→ https://blog.smile-again.net/342
「閉経前か閉経後か」
→ https://blog.smile-again.net/345
「タモキシフェンからアロマターゼ阻害薬へ」
→ https://blog.smile-again.net/346
「閉経の判断基準」
→ https://blog.smile-again.net/348
「閉経前乳癌へのアロマターゼ阻害薬」
→ https://blog.smile-again.net/351
「閉経期におけるアロマターゼ阻害薬」
→ https://blog.smile-again.net/352
「慌てないでアロマターゼ阻害薬」
→ https://blog.smile-again.net/353
「アロマターゼ阻害薬とタモキシフェン」
→ https://blog.smile-again.net/356
「アロマターゼ阻害薬へスイッチ」
→ https://blog.smile-again.net/357
「5年後のホルモン治療」
→ https://blog.smile-again.net/358
「閉経後ホルモン治療5年後の選択肢」
→ https://blog.smile-again.net/359
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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