アロマターゼ阻害薬にも
いくつか
種類がございます。
何を基準に
選べば良いのか。
その効果と
副作用について
まとめてみます。
閉経後ホルモン受容体陽性
乳癌を対象として
エキセメスタン
と
アナストロゾール
を比較したMA27では
EFS(無イベント生存率)
に有意差は認められず
OS(全生存率)も
同等であった。
有害事象による
内服中止はそれぞれ
33.8%と29.4%
に認められた。
エキセメスタン群で
ビリルビン高値、ざそう、
男性化、心房細動が多かった。
アナストロゾール群で
不正出血、高脂血症などが
多く認められた。
新たに
骨粗鬆症と
診断された頻度は
それぞれ
31%と35%であったが
骨折率は4%で
有意差はなかった。
また
アナストロゾールと
レトロゾールを
比較したFACEも
進行中である。
まだまだ
これから判明することも
たくさんあると思います。
効果はほぼ同等。
副作用については
個人差がありますので
むやみに
おそれる必要は
ありません。
主治医の先生と相談し
お薬の本も
先生と一緒にみながら
診察を受けるのも
ひとつの方法です。
また明日も
あなたへ
少しでも
お役に立てる情報を
お届けしますね。
ホルモン治療に関する記事は
こちらです。
「タモキシフェン5年か10年か」
→ https://blog.smile-again.net/336
「なぜ卵巣の働きを抑えるの?」
→ https://blog.smile-again.net/337
「ホルモン治療の内服と注射について」
→ https://blog.smile-again.net/340
「抗がん剤で閉経」
→ https://blog.smile-again.net/342
「閉経前か閉経後か」
→ https://blog.smile-again.net/345
「タモキシフェンからアロマターゼ阻害薬へ」
→ https://blog.smile-again.net/346
「閉経の判断基準」
→ https://blog.smile-again.net/348
「閉経前乳癌へのアロマターゼ阻害薬」
→ https://blog.smile-again.net/351
「閉経期におけるアロマターゼ阻害薬」
→ https://blog.smile-again.net/352
「慌てないでアロマターゼ阻害薬」
→ https://blog.smile-again.net/353
「アロマターゼ阻害薬とタモキシフェン」
→ https://blog.smile-again.net/356
「アロマターゼ阻害薬へスイッチ」
→ https://blog.smile-again.net/357
「5年後のホルモン治療」
→ https://blog.smile-again.net/358
「閉経後ホルモン治療5年後の選択肢」
→ https://blog.smile-again.net/359
「アロマターゼ阻害薬、5年か10年か」
→ https://blog.smile-again.net/360
(参考文献:乳癌診療ガイドライン2015)
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