少し前になりますが
ふみさまから、
ご相談をいただきました。
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質問させて下さい。
左乳房に
1.5センチ程度の乳がんがみつかりました。
手術前のMRI検査の結果…
少し離れたところに、
気になるものがうつりました。
グラフを見ると
悪性かもしれないとのことで、
エコーで見て生検をすることになりました。
結果はがんではありませんでした。
しかし、
MRIにうつっていたものと
細胞をとったものが
同じだとは限らないし、
温存手術をすると
もしエコーでは見つけられないがんだった場合、
胸に残してしまうことになると説明されました。
放射線治療もあるから、
絶対に全摘とは言えない。
どちらにするか決めて来てほしいと
言われています。
MRIにしかうつらない乳がんもある。
MRIに反応しやすい良性のものもある。
私が先生の患者だった場合、
どのような選択を促しますか?
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高橋です。
ふみさま。
ご相談ありがとうございます。
最近MRIの進歩により、
同じように悩んでしまう方が
たくさんいらっしゃいます。
実際にはMRIで検知され
実際に乳がんである場合は
60%程度とやや精度は低いものと
考えております。
しかしそれも絶対ではありませんので
検知されるときちんと対応しなければ
いけません。
このような場合には
乳輪に沿った小さな傷から
乳頭乳輪温存皮下乳腺全摘術を
お勧めしています。
つまり乳腺だけを
すべて摘出する方法です。
乳首も皮膚も
温存する方法です。
手術後の放射線治療も
原則として必要ありません。
患者様ごとに
この方法が可能かどうかの判断が必要ですので
主治医の先生にお聞きくださいね。
でも主治医の先生との
信頼関係が崩れる場合がございますので
「高橋に聞いた」
とか、他の病院の医師の名前をだすのは
お控えになった方が良いかもしれませんね。
さりげなく確認するような感じで
お願いします。
ご参考になさってくださいませ。
応援しています(*^_^*)
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