乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

非浸潤がんと浸潤がん

2015年06月12日
288PV

くらさまから、

ご相談をいただきました。

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7mmの非浸潤がんが

エコーとMRIで見つかりました。

今回、MRI上で

しこりから乳頭に向かって

白く映る物があるので、

乳管内進展か

もしくは乳管の外にがんがあるのでは?

との事でした。

乳管内進展ならまだ良いのですが、

乳管の外というと、

浸潤がんの可能性もあり心配しています。

今回のような場合、

乳管の外という可能性も

あるのでしょうか?

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高橋です。

くらさま。

ご相談ありがとうございます。

画像を拝見しておりませんので

推測になってしまいますが

可能性についてお伝えいたします。

お話からは、

非浸潤がんが乳管内を

乳頭に向かって進んで行っている

と考えて対応した方が良いかと存じます。

完治が望める非浸潤がん、

そして

転移する能力を持つ浸潤がん。

どちらなのかを

不安に思うお気持ちは

当然です。

非浸潤がんと術前に診断されて、

手術してみたら浸潤がんであった

という確率は

約20%ございます。

ですから

最終的には

手術を終えてみないと

正確な診断はできないのです。

まずは乳腺内に

乳がん細胞が残らないような手術を

予定することが大切です。

そして、手術後の診断結果に

一喜一憂せずに、

得られた結果に対する

ベストな治療を再度考える、

という方向性で

お考えになってくださいね。

また御相談くださいね。

これからも応援しています(*^_^*)


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