乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

針生検でがんが全身に・・

2015年04月13日
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みよさまから、

ご相談のメールをいただきました。

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初めまして。

いつも拝見しています。

これまで乳がん健診で

1度も引っ掛かったことは

ありませんでした。

今回、

総合病院のエコーで

嚢胞が指摘されました。

経過観察との事だったのですが

心配でMRIをお願いして

撮ってもらいました。

結果、嚢胞とは

全く無関係の左乳B領域に

1センチ程度の異常がみつかりました。

2月と3月に二度

穿刺吸引細胞針をして異常なし。

3月末にマンモトームをして結果を見た限り

「硬化性腺症の像であり悪性は認めません」

と書いてありました。

硬化性腺症は

あまり良いものではないとのことで

結局外科生検待ちです。

そこで教えていただきたいのですが、

マンモトームをして

2週間近くたちましたが

数日前より

喉に痒みのある感じの咳が頻繁にでます。

もしかして

マンモトームで散らばってしまい

咳の症状が出ている可能性は

高いのでしょうか?

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高橋です。

メールをありがとうございます。

検診で引っかかると

とても心配になってしまいますね。

硬化性腺症は

乳がんとの見分けが

とても難しい病気です。

硬化性腺症そのものは

良性の病気ですが

顕微鏡で確認すると

乳がんが広がっているように

見えてしまうのです。

従って

少しでも多くの組織を採取して

病理検査に提出することが

必要なのです。

そこで

外科切除生検を

ご提案されているのでしょう。

もし仮に

乳がんが隠れていたとしても

マンモトームで

がん細胞が全身に広がる事は

ございません。

ご安心くださいませ。

今は

天候や気温の変化が激しく

また花粉も飛んでおり

のどが痛む事も

あるでしょう。

様々なことが

不安につながってしまうと

思いますが

何かございましたら

またご相談くださいね。

これからも

応援しています!!

【追記】

その後

みよさまから

お返事をいただきました。

そのメールはこちら


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