乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

腫瘍マーカーと関節痛

2015年04月17日
370 ビューPV

よっちゃんさまから、

先日メールをいただきました。

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こんばんわ。

いつも先生の魔法のメールで

元気を戴いています。

有難うございます。

この1月で術後3年経過しました。

腫瘍マーカーCA15-3が4から6そして9へと

上がってきました。

腰や膝それから股関節、背骨、仙骨などに、

痛みを感じる様になりました。

手術をしていない左乳房に

のう胞が出てきまして

3ミリとのことです。

最近違和感を感じ

いたむこともあります。

これ等は身体に何がおきているのでしょうか。

ステージ1で1cm×0,6m×0,5mの硬癌 でした。

宜しくお願い致します。

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高橋です。

メールをありがとうございます。

術後3年おめでとうございます。

がん細胞が産生したり、

がん細胞に反応する物質を

腫瘍マーカーと言います。

少量の採血で検査します。

乳癌の腫瘍マーカーとしては、

CA15-3, CEA, NCC-ST-439, BCA225

などがあります。

腫瘍マーカーは

早期癌では異常値にはならず、

また転移があっても異常値を示さない

場合がありますので

あくまでも癌の補助的な検査です。

今回のよっちゃんさまの

腫瘍マーカーは正常範囲内ですね。

大丈夫。

ホルモンバランスで

関節痛は起こる可能性はありますからね。

心配し過ぎにご注意を(*^_^*)

のうほうも

良性のものですので

問題ないと思います。

どうしてもご心配な時には

主治医の先生にも

ご相談してみてくださいね♪

応援しています!!


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