卵巣機能抑制療法には、ゾラデックス、リュープリンの注射があると言いましたが、ザンクトガレン2007の乳癌国際会議では、卵巣機能抑制療法として腹腔鏡下卵巣摘除術を支持する先生が76.3%いました。
日本では、まだまだ卵巣摘出術を選ぶ人が少ないですが、選択肢としては間違っていないと思います。なぜなら、お値段を比較してみると・・
ゾラデックス(3.6mg) 月一回 49,734円
リュープリン(3.75mg) 3ヶ月に一回 91,680円
腹腔鏡下卵巣摘除術 12万から18万円(日本ではまだ乳癌の予防の手術は認められていないので術式によって値段が異なります。)+入院費用
以上のお値段の3割負担ということに一般的にはなりますから。
また、腹腔鏡手術は傷も小さくて済みますし、卵巣の手術であれば入院も短期間ですむと思います。
患者さんそれぞれのご希望にできるだけ合わせて、医師は治療法を選んでさしあげるべきだと思いますので、みなさんもどんどん医者に質問をぶつけてください。
そして、本当に真剣に自分のことを考えて、答えを導いてくれる先生をみつけましょうね。
てまりさん、コメントをいつもありがとうございます。その選択肢は正しかったと思います。これからもずっと応援していますからね。