乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

乳癌に対する乳房温存療法、乳房温存手術

2008年04月16日
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乳癌の手術は、大きく分けると乳房切除術と乳房温存療法に分けられます。
このうち、乳房切除術は大胸筋や小胸筋などの筋肉を残して、乳首を含めた乳房全体を切除する手術です。
これに対して、乳房温存療法は、しこりの周囲2cmほどの乳腺をふくめて円状に乳腺切除をおこなう乳房円状部分切除術と、乳頭を中心としたしこりを含めた乳腺の扇状の乳腺切除をおこなう乳房扇状部分切除術があります。
当院、神奈川県川崎市にあります川崎幸(さいわい)病院での2007年の乳癌に対する乳房温存率は64%となっております。
手術数が大きくことなりますが、聖マリアンナ医科大学の乳癌に対する乳房温存率は約70%と発表されております。聖マリアンナ医科大学の成績を目指して、日々研鑽しております。
患者様のお一人お一人のご病気に合わせて、きちんとその都度、乳房温存手術の可能性についてご検討させていただいております。
神奈川、川崎、横浜、東京の方は、いつでもご相談をお受けいたします。特に、川崎市の乳癌検診受診率が非常に低いことを、私は心配しています。
まだまだ乳癌でこっそり悩んでいる方が、たくさんいらっしゃると思います。
症状をまずはにっこり乳癌検診で確認してください。
そしてお友達と、お買い物やお茶におでかけの途中にお寄りくださいませ。
きっと後悔させませんから楽しい