ピンクリボン運動は、アメリカの女性たちの乳癌啓発キャンペーンから始まったものです。胸にピンクのリボンをつけることにより、定期検診と自己管理の大切さを周囲の人々にアピールすることを目的としています。
アメリカで若くして2人の子供を残して乳癌で亡くなった女性の家族が、悲劇を繰り返さないようにとたくさんのピンクリボンをつくって広めたのが起源です。
日本でも最近は各地でピンクリボンキャンペーンが行われていますが、このキャンペーンをとりまいた様々な状況をきっかけに、論争がおきています。
みなさんも、ピンクリボン運動に積極的に参加して乳癌検診の大切さを純粋にアピールするのは良いと思います。
また、日々の生活の中で、周りのお友達に乳癌検診の大切さをアピールするのも良いと思います。
ただしいずれにしてもこの時代では、ピンクリボンにこだわらずとも、ヒトの命の大切さを意識して日々生活していくことが男性にも女性にも求められていると思います。
中には、病気の方や、病気の方のご家族の弱気なこころや、純粋な心を利用してお金をもうけようとしている人たちがいます。そういった人たちに皆さん、負けないでください。
すぐに人を信用せずに、常に物事を冷静に判断する心を持ちましょう。
今日は少し重いお話になりましたが、ピンクリボン運動をきっかけに、患者さん同士が、また患者さんの家族同士や医療関係者たちが知らないうちに、インターネット上で憎しみあってしまうような状況があってはならないと想いましたので自分の思いを書きました。
みなさん、お互いをもっともっと大事にしましょうね。