乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

ハーセプチンの投与方法

2008年04月30日
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昨日に続いて、ハーセプチンについてのお勉強です。もうすでに、ご存じの方がたくさんいらっしゃるでしょう。
ハーセプチンは、2008年2月に効能効果が追加承認され、現在投与方法は以下のようになっています。
<効能または効果>
1. HER2過剰発現が確認された転移性乳癌
2. HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法
<用法および用量>
1. HER2過剰発現が確認された転移性乳癌の場合
通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブとして初回投与時には4mg/kg(体重)を、2回目以降は2mg/kgを90分以上かけて1週間間隔で点滴静注する。
2. HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法の場合
通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブとして初回投与時には8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注する。
このような原則が決まっており、基本的にはこの投与法で行います。
あとは、抗癌剤治療を担当する医師と患者さんで相談して、実際の投与方法を決定していきます。


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ところで私は、昔から映画が大好きで、中学生の時からよく新宿の大きな映画館に一人で映画を見に行っていました。感動的な映画や、アクション映画が大好きでした。
映画をみると、元気や勇気や優しさをもらえます。この間見た映画は、“魔法にかけられて”でした。やっぱりディズニーが制作しただけあって、夢と希望と魔法の世界でした。純粋な心の美しさが描かれていてとても良かったです。もう一回見に行きたいと思いながらも結局行けてませんが・・。
いろいろな物から、元気と勇気と優しさをもらってみんなでがんばりましょうね。みなさんも、元気がでるいいことがあったら教えてくださいね。