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「先生の速読の秘訣はなんですか?」
患者様から
そんなご質問をいただきました。
本気になると
約300ページの本を
私は約10分ほどで
読み終えることができます。
もちろん、その内容をきちんと
誰かに説明できなければ
読んだことにはなりません。
読み飛ばしているわけではなく
重要な部分
著者が言いたい部分が
本から浮き出て見えるのです。
いつ頃から
そんな読み方ができるようになったのか。
患者様に聞かれて考えてみました。
それは小学校時代にさかのぼります。
本が大好きだった少年は
電車の中でも
お家でも
ふとんの中でも
ずっと本の世界に
のめり込んでいました。
活字を見ると
ワクワクしました。
自分の知らない世界を
旅することができるからです。
活字が大好きな私が
医師を目指して
毎日おこなっていたことが
一つありました。
新聞の切り抜きです。
新聞の天声人語約600文字を
5分で読んで
内容を100文字に要約する練習です。
筆者が何を言いたいのか。
私たちに何を伝えたいのか。
どんな想いで書いているのか。
一瞬で内容をつかみ取って
自分の言葉で表現する。
そんなトレーニングを
していました。
もちろんたくさんの小学生が
同じトレーニングを
していたことでしょう。
でも私の中では
その日々のトレーニングが
今の自信につながっています。
そしてこの方法はその後の
筑波大学医学専門学群における
小論文の入学試験でも
大いに役立ちました。
一瞬で文章の内容を把握すること。
それは決して特技ではありません。
トレーニングで手にすることができます。
あなたも挑戦してみてくださいね。