一目見て、だいたい分かります。
―術前化学療法後の乳房温存手術 その3―後者(術前化学療法後に樹脂状遺残型の腫瘍縮小パターンを呈するタイプ)は
従来のマンモグラフィーや超音波では広がりの把握が困難で、
温存療法時の断端陽性につながる危険が伴う。
近年、断端陽性は局所再発の危険因子とするメタアナリシスの報告もある。
従って、術前化学療法の施行前後にMRIを撮像し、両者を比較して最終的な広がり診断をおこなうことは、術式を決定する上で有用である。
“外科療法の現況と展望 乳房温存療法 中村 清吾
聖路加国際病院乳腺外科
(2010年6月1日より昭和大学乳腺外科教授)“
外科 vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用
MRI検査の重要性をひしひしと感じますね。
本当に術前化学療法の効果が見られる方は、腫瘍がまったく見えなくなってしまうこともあり、
その場合にはどこを手術すればよいのかわからなくなってしまうので、
腫瘍の存在部位にマークを付ける必要がでてきます。
無理している方がたくさんいらっしゃいます。
患者様、御家族様の笑顔を見ると私はほっとします。
でも時々、「あれっ?」って思うときもあります。
何となくおかしいのです。
笑顔がいつもの笑顔とちがう。
心の奥から幸せを感じている笑顔ではない感じがする。
何か憂いを持っている。
何となく瞳が潤んでいる。
思いすごしかもしれないけれど、そんな感じがすることがあります。
そして、ほぼそれは当たっています。
そんなとき、いつもよりもっともっと時間をかけてお話をするようにしています。
「なんかつらいことあったね。」
って聞くと、すこしずつお話してくださいます。
もちろん思い過ごしならそれで良いのです。
でもすこしでも「いつもと違うな」って思うことがあれば、医師やスタッフはその方にもっともっと時間を作ってお話するべきであると思います。
気づいてさし上げること。
それって、普段の人間関係においてもすごく大切なことですよね。
そうそう。
でも本当に気づかない人もいるよね。
そんな時は、
「おーい、おーい!」
って大きな声でアピールしなきゃね。
わからない人には、気づかせてあげるのもひとつの方法だからね。
ってクリックをお願いいたします。
緩和ケアの必要性に気づいた方は、こちらからどうぞ。
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いつもお世話になっています、みかんです。
退院後、来週が2度目の診察予定になっていたのですが
約1ヶ月先に延期になってしまいました。
仕方ないとはいえ、
聞きたかったことや病理コピーのお願いが
先送りになり
病院へ行かなくていい気楽さと
間延び感が入り混じっています。
あ、先生をフォローさせていただきました。
それとブログをリンクさせて頂いてもよろしいでしょうか?
ぜひ、お願いします。
Yasuu先生こんばんは。
いつも、朝早くから、夜遅くまで、みんなのために、力を下さって、ありがとうございます。
私は、2週間くらい前に、先生の外来で、針生検をやりましょうという展開に驚いて、やらないで帰ってしまった患者です(患者なのかな?)。
私の母が、現在乳がん再発の治療中で、再発までの過程で、胸が倍くらいに腫れて、また縮んで、その間、ずいぶん痛い思いをして、原因不明ということで、恐怖の日々だったので、緩和ケアに非常に興味があって、Yasuu先生をたずねました。
なので、自分の胸は、確かに痛かったのですが、自分の検査はあくまでついでで、緩和ケアをやって頂ける先生に実際にお会いして、何かあった時のために、安心したかった、というのが、私の本音でした。
忙しい先生の外来に、別の理由でたずねてしまって、すみませんでした。
ところで、その私の胸なのですが、先生のところへ伺った後から、かゆみと痛みの頻度が増してるので、やはり、針生検をやって頂いたほうがよいかな、と思い直しました。
ちょうど、先生のブログに、針生検のことが書いてあって、私も、行ったらVACORAというのをやるのでしょうか?
また、これは、Yasuu先生にやって頂けるんでしょうか?
なんだか、個人的な質問なので、メールの方にと思いましたが、うまく起動できず、こちらに書かせて頂きました。
すみませんが、よろしくお願い致します。
いつも、先生のブログ、楽しみにしています。
みかん様 from yasuu
いつもご訪問どうもありがとうございます。
今週は緩和医療学会、来週は乳がん学会がございますので、外来延期は仕方がないかもしれませんね。
気楽さを満喫するようにしてくださいね。
twitter どうもありがとうございます。
ブログリンクをよろしくお願い申し上げます。
どうもありがとうございます。
yasuu
kanoko様 from yasuu
ご訪問どうもありがとうございます。
こちらにもあちらにも。
そうですか。
私に会いに来てくださったのですね。
私は合格でしたか。
気になります。
胸の違和感は全く心配ないと考えますが、いつまでも続く場合にはご相談においでください。
責任を持って、やさしく、丁寧に、愛情をこめて、針生検をします。
VACORAを使用する場合もあります。
こわがらずにおいでくださいね。
お母様のことでお困りの時にも、おいでくださいね。
いつでもお待ちしております。
これからもよろしくお願い申し上げます。
yasuu
先生、早速お返事下さり、ありがとうございました。
合格もなにも、本当にこんな素晴らしい理念をお持ちの先生がいるのかしら、と思って伺ったので、本当に実在していらっしゃった!という感想以外のなにものでもありませんでした。
先生に勇気を頂いている方は、私も含め、たくさんいらっしゃると思います。
今後もますますのご活躍をお祈りしています。
こんばんは。
はい、気楽さを満喫することにしました。
本来なら主治医に聞くべきことなのですが
診察が延期になり、
yasuu先生にお聞きしてもよろしいでしょうか?
術側のセンチネルをした脇から二の腕なのですが、
健側と比べかなりモッサリ感があり
触ると(触ってもらっても)感触も違います。
術後から水がたまることがあると聞いてはいたのですが
退院から2ヶ月ちょっと経っていても
「水がたまる」ことはあるのでしょうか?
それ以前に、
どのような感じが「水がたまる」という感覚なのかわかりません。
「水」とは何を指しているのでしょう。
手術後のドレーンから出ていた排液でしょうか。
それともリンパの流れ的な話でしょうか。
仮に水がたまっていた場合、
そのままにしておいても吸収され大丈夫ですか?
よろしくお願いします。
リンク許可ありがとうございました。
さっそくリンクさせていただきました。
もしよろしければ…相互リンクしていただけると
飛び上るほど嬉しいです。
kanoko様 from yasuu
おはようございます。
暖かいお言葉をいただき深く感謝申し上げます。
志(こころざし)だけはいつも高く持つようにしています。
あとは自分がそれに追いつくだけです。
またもしお役にたてそうな時には、いつでもおいでくださいね。
それでは。
yasuu
みかん様 from yasuu
ご訪問どうもありがとうございます。
すでにリンクはつながっていますからね。
いわゆる”水がたまる”というのは、おっしゃる通りドレーンチューブから出てきていた漿液という黄色いお水がたまるのです。
これは浸出液とリンパ液の混ざったものです。
リンパ節郭清をおこなうとたまりやすいですし、
乳房切除をした方も溜まりやすいです。
この両方の場合には、腫れてきた場合に針をさして液体を抜きます。
温存手術の場合には、たまってきても、胸の形を維持するために、あえて抜かないで溜めたままにしておきます。
退院して2ヶ月してもわずかに溜まることもあるかもしれませんので、一度ご相談に行ってみてくださいね。
またいつでもお待ちしております。
yasuu
毎日 yasuu先生は、まるで私達の心の裏側もしっかりと見て下さっているみたい…(涙)
此処で胸の内聞いて貰っていいですか?
2月から治療の副作用で長期の休職していましたが、復職して三週目の昨日…
体調は万全! さあやるぞ!と意気込んでいた矢先…に、突然の右上肢が腫れてきて… これで三度目です。慌ててかかりつけ病院に駆け込みました。
昨日から化学療法と並行し、抗生物質投与も開始となりました。
右手は腫脹の為、常時冷却が必要です。
幸いな事に、発熱前に抗生物質投与出来たので入院は免れました。
同時期に、離れて暮らす長女が血液難病疑いで、明日に精密検査の結果が判明し、同時期に傷めた膝の手術の可否も決める予定です。
今までは、なるようになるさ?なんて素直に思えたから、本当に笑顔で居られました。
そして受け入れてくれる方々がいらっしゃって、甘えてさせて貰いながらここまで治療と家庭と仕事を両立する事ができましたが…
先週くらいから、笑っても自虐的な笑顔だな~って自分でもわかるんです。
昔から、笑い飛ばして話を締めくくる癖が有ったので、クセはそう簡単に直せません。
そして、少しでも娘や自分の事をふと考えると、正直 辛くて悔しいです。
さき様 from yasuu
さき様。
おはようございます。
良く眠れましたか?
つらいことって一度におそってきたりしますよね。
これでもかっ。
これでもかってね。
「神様なんていないのかな?」
って思ってしまいますが、きっと神様はいます。
試練の先にはきっと明るい光が待っているはずです。
それを信じて今はじっと歯をくいしばって、時間の過ぎるのを待ちましょう。
私も応援しています。
いつでもおいでくださいね。
yasuu