日本に帰って来ました。


―Oncoplastic surgery その8―
乳輪部の創は、挫滅を防ぐべく愛護的な操作が重要であり、

皮下のみ3-0吸収糸で縫合し、皮膚は皮膚接着剤を用いたり、

5-0非吸収糸で皮膚縫合することで多くの場合切開創はほとんど目立たなくなる。

“外科療法の現況と展望 乳房温存療法 中村 清吾
聖路加国際病院乳腺外科
(2010年6月1日より昭和大学乳腺外科教授)“ 
外科  vol.71 No.11 2009 南江堂 より抜粋引用

あっ、北海道から帰って来ただけでした。

久しぶりに飛行機に乗ったので海外旅行かと思ってしまって。

さて、せっかくの休日に日本に来てひたすら講演会をしたり日本中を飛び回っている上野直人先生と乳がん学会でもお会いしました。

なかなか治療方針をズバリと決めるのが難しいタイプの乳がんについてアメリカでの方法を教えていただきました。

アメリカでは抗がん剤が必要と判断した方に対しては、中途半端に薬の量を減らしたりせずに、

最後まで副作用を抑え込みながらやり遂げるのが当然のことと考えられています。

私たち日本人はついつい患者さまのつらい表情を拝見するとお薬の量を調整したくなりますが

基本的には何とかしてやり遂げる事も大切なことのひとつだそうです。

日本人の良いところは融通がきくところ。

でもがん細胞にたいしては論文通りに、有無を言わさずにがん細胞を攻撃する方が良いのかもしれません。

毎日が勉強です。

患者様にとって最も大事な事は何か。

理想と現実のはざまで私たち日本の医師たちも日々答えを探し続けています。

明日、日本在住の外国女性の皆様のための講演会の打ち合わせがあります。

今から英単語、熟語、例文を頭に叩きこまなきゃね。

「えー、必要ないでしょう?
心が通っていれば言葉なんていらないよね?」
「あ、そうだよね。じゃあ疲れたからもう寝るね?」
「あら寝る決断は早いね、いつも!
しかも二秒で寝られるんだよね。確か」
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