本日は、骨転移に対するビスフォスフォネート製剤の有効性についてお伝えします。

「ビスフォスフォネートは骨転移を有する乳がんにおいて、生存には寄与しないが、骨転移に伴う合併症の頻度を減らし、その発症を遅らせる。
乳がんにおける骨転移は、疼痛・病的骨折・脊髄圧迫症状・高カルシウム血症の原因となり、患者のQOL(生活の質)を著しく損なう場合がある。
ビスフォスフォネートは以前より、骨粗鬆症の予防や高カルシウム血症の治療で広く使用されてきたが、乳がん骨転移患者の骨関連事象(骨折など)を予防するというエビデンスも徐々に蓄積されてきた。
代表的なビスフォスフォネート製剤であるパミドロネートおよびゾレドロン酸について解説する。
パミドロネート:
乳がんの溶骨性骨転移患者について行われたすべての試験において、骨関連合併症の発現頻度はパミドロネート投与群で有意な改善を認めた。
しかしこれらの試験において、生存期間の改善は認められなかった。
ゾレドロン酸:
ゾレドロン酸を投与することにより、1年で骨関連合併症を39%も減少させ、また有意に骨関連合併症の発現時期を遅らせることが示された。
乳癌診療ガイドライン 2007 薬物療法」

明日も骨転移について考えていきます。
今日は、埼玉で乳がんの骨転移に関する報告をしてきます。
直前なのですが、またまたスライドの最終チェックをしています。
発表直前になると、もっともっと内容を充実させてみんなが引き込まれるような発表にしたいという気持ちがどんどん強くなってきます。
要するにあきらめが悪いのです。
いいえ、医者はあきらめたらいけないのです。
絶対にあきらめない。
私のモットーです。
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