乳癌検診応援ブログ
諦めない女性を 外科医 高橋 保正
が応援します

子宮内膜増殖症とホルモン治療

2015年04月22日
372PV

カンさまから、

ご相談メールをいただきました。

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しばらくブログから遠ざかっていましたが

今日子宮がん検診で子宮内膜増殖症かもと。

ホルモン療法の副作用でしょうか?

数年前に化学療法して手術を温存で終え、

放射線治療をして、ホルモン療法。

まだ2年残ってるので、

止めるわけにはいきません。

しばらくは病気を忘れる位だったのですが

寒いと循環が悪くなる為か首が痛くなります。

子宮内膜増殖症と言われ

落ち込み激しいです。(T_T)

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高橋です。

メールをありがとうございます。

こんばんは。

ご相談どうもありがとうございます。

何か変化があると

不安になってしまいますよね。

ご指摘の通り

ホルモン治療としての

タモキシフェンは

子宮内膜増殖症や前癌病変の

出現する確率が

健常者の2から3倍になると

指摘されております。

そして、

子宮内膜増殖症の中でも

癌化しやすいものと

癌化しにくいものがあります。

まずは子宮内膜増殖について

婦人科の先生に精密検査をしていただいて

悪性になる可能性が

低ければホルモン治療の継続は

問題ないと考えます。

先生とご相談の上、

ホルモン治療継続について

お決めになってくださいね。

必ずしもホルモン治療を中止する必要は

ないと考えます。

子宮内膜がんの発生率と比べても

乳がんに対するホルモン治療による

再発予防効果は高く

ホルモン治療の恩恵の方が

高いと報告されていますからね。

定期的な子宮がん検診は継続なさってくださいね。

応援しています!!


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